栄養ゲノム博士

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ゲノムとは

ゲノムとは個々の生物のDNAや染色体全体一式のことを指し、
生物が誕生し、生きていくために必要な遺伝情報すべてを含んだものです。
広義には、細胞の核の中にある染色体だけでなく、核の外にあるミトコンドリアの染色体も含むこともあります。
つまり、遺伝情報の細切れになった1要素であるDNAに対し、
ゲノムとは遺伝情報の全てが詰まったDNAや染色体の集合体というわけです。
(細胞生物学分野での最近の造語で、Gene(遺伝子)とChromosome(染色体)を組み合わせて作られたものです)

栄養とゲノム

DNAや染色体の集合体であるゲノムは、ほとんどの細胞で完全に同一のものです。にも関わらず、細胞には全く形が異なったものや、機能的に異なるものなどが存在します。
こうして同じ細胞から様々な臓器や体の部分が出来ていく過程(分化)には細胞同士の連絡物質が深くかかわっています。
その結果昨今の研究に置いて、その機能がうまく作動するか、分裂がうまくいくかなど、細胞やゲノムが置かれている環境や、そこに届く「栄養」が大きく関わっていることがわかってきたのです。

またゲノムレベルから見ると、栄養素に対する反応に大きな個人差があることもわかっています。

こういった栄養と、ゲノムとの関係を研究する分野はNutrigenomics (ニュートリジェノミックス)と名付けられ、この新分野の研究に従事する研究者も、その成果も近年大幅に増加し、急成長分野でもあるのです。